
2023年に取り組むべき、コスト高騰時代の原価企画の要諦
昨今の材料費の高騰やサプライチェーンにおけるリスクの高まりの中で、コスト削減やコスト安定化への取り組みの難易度が増しています。また、ものづくり全般において多品種化が一般化し、原価管理の実際の運用も各企業で課題が浮上しています。
そこで今回は、豊田エンジニアリング株式会社代表取締役の堀切 俊雄氏にご登壇いただき、トヨタ自動車における「原価企画の手法」「原価低減のプロセス」の詳細をご紹介いただき、不確実性が高まる現在において、原価企画の取り組みを社内に定着させ、コストコントロールのレベルを向上させるための重要なポイントを事例を交えてご案内します。
利益向上につながる原価企画の方法について知りたい方や原価企画を進めているがその運用に課題を感じる方は、是非、ご参加ください
アジェンダ
- 原価企画の基本と現代の課題
- トヨタ自動車の原価企画と原価低減の取り組み
- 原価企画の実践と運用で成功を収めるためのポイント
- 質疑応答
登壇者

堀切 俊雄氏
豊田エンジニアリング株式会社 代表取締役
1966年、トヨタ自動車に入社。以後、30年以上にわたり生産技術部、海外生産企画部、海外技術部、中国部などに在籍し、生産ラインの工程設計や設備計画、TPS(トヨタ生産方式)に従事する。海外では台湾の国瑞汽車(トヨタの海外工場)の技術部兼製造部部長を務めたほか、中国では同国での事業計画・事業展開に当たり、中国市場における地盤の構築に貢献する。同社退職後、2002年にトヨタ生産方式などのコンサルティング会社として豊田エンジニアリングを設立し、代表取締役に就く。 また、2008年には豊田マネジメント研究所を設立し、代表取締役に就く。国内外でTPS(トヨタ生産方式)、TMS(トヨタ式マネジメント)の啓蒙普及ならびに指導に当たる。