デジタルの力で変える余地が大いにある産業が製造業。猛烈な熱狂を求めて大企業を飛び出した

「新しいサービスの導入はハードルが高いですよね。けれど『いまこそ導入して、会社を変えましょう!』と熱量を持って伝えると、相手の心に火がつくんです。その瞬間がたまらない」

 

そう言って目を輝かせるのは、キャディの新サービス『CADDi DRAWER(キャディ ドロワー)』のセールスを牽引する村井達哉さんです。

 

今回はヤフー歴代社長のように楽しそうに働くスーパーマンになりたいと願い、製造業に飛び込んだ村井さんにキャディで働く面白さをインタビューしました!

村井 達哉CADDi DRAWER

2010年4月、新卒でヤフーに入社。 広告代理店担当、広告主担当などヤフーのデータ/広告ソリューションをクライアントに展開するビジネスに⼀貫して従事。 2019 年から官公庁のデジタルシフトを見越し、 官公庁専任の営業組織を構築。10億円の売上を2年間で60億円まで引き上げることに成功。 2021年には通信キャリア・官公庁を担当する部門長に就任。 2022年6月にキャディに参画し、新規事業として立ち上げた『CADDi DRAWER』のセースルをリード。

世界最大産業の製造業で改革を起こしたい

―― 村井さんは新卒でヤフーに入社したんですよね?いつ頃から転職を意識していたのですか?

私がヤフーに入社したのはiPhoneが登場して少し経った2010年のこと。インターネットこそが世の中を大きく変える産業だという熱量が高まっていた時代でした。

 

最初に転職を意識したのは2019年ごろ。当時、広告営業部の部長として数字を追い、マネジメントする日々を過ごしていました。30代になりキャリアも順調に重ねている中、40代をどう働いていこうかと将来について考えるようになったんです。

 

私には憧れている社会人の先輩が3人います。それはヤフーの歴代社長で、東京都副知事の宮坂学さん、ZホールディングスのCEO川邊健太郎さん、現社長の小澤隆生さんです(2022年10月現在)。

 

皆さん、本当にスーパーマン!(笑)すごく楽しそうに仕事をしていて、将来こういうふうになりたい!と心から思っています。

 

けれど、そのためにはヤフーという大きな船に乗っているだけではダメだったんです。

―― ヤフーの社長に憧れているのにヤフーにいてはダメとは、どういうことでしょうか?

前述の3人に共通しているのは、インターネットという産業がどちらに転ぶかわからない頃に猛烈に熱狂し、モチベーション高く試行錯誤して、大きな失敗を幾度となくくり返してきたことだと思うんですね。

 

当時の私は、ヤフーというすでにある程度の荒波に耐えられるくらい頑丈で大きな船の上で、航海図を見ながら次の行き先を考えて舵を切っているだけ。それでは圧倒的に経験値が足りません。

 

彼らみたいな経験をまだ体力があるうちにしたいという思いが湧き上がり、その気持ちをビジネススクールに通ってぶつけました。そうしたら自分がいかに井の中の蛙だったかがわかって。

 

いろいろな場所でいろいろな経験を積んできた人たちに揉まれる中で世界が広がり、これからの人生を賭けられる仕事を探しに行きたいと思うようになりました。

 

それが2021年秋頃のこと。年齢的にも30代半ばに差し掛かっていたので、転職するならいましかないと決意したのです。

―― そうだったのですね。転職先に製造業を選んだのはなぜですか?

きっかけは孫正義さんの言葉です。

 

ヤフーに在籍していた頃、GAFA(Google,Apple,Faceboo,Amazon)に圧倒的な速度で成長していくのを見て悔しい思いをしました。なぜ差がついたのかと唇を噛みつつ、「90年代〜2000年代にインターネット産業に大変革が起こった。その変革のポテンシャルを持った業界で、変革を起こそうとしている人たちと働きたい」とも思ったんです。

 

孫正義さんは「GAFAが変えたのは、世界のたった3%だ」と言いました。広告やコマースの世界は、あくまで世界のGDPの数%に過ぎません。

 

AIをはじめとしたテクノロジーで変革を起こす余地がある残りの業界のうち、多くを占めるのが製造業。だったらこの世界最大規模の産業である製造業で、テクノロジーを使って改革を起こしたい。

 

そう考えるようになったのですが、当時は恥ずかしながら製造業でどんな人が働いていて、どのようにモノが作られているのか何も知らなくて。ニュースで韓国や中国、アメリカのメーカーに抜かれているのを見て、「最近の日本の製造業は元気がないのかな」とぼんやり思っているレベルでした。

 

けれどだからこそ、いままで付き合ったことがないような人たちと仕事ができて、自分自身を成長させられると確信しました。

―― 製造業の中でもキャディを選んだ決め手は何ですか?

面談で代表の加藤さんと話して、前述した私が望む環境が揃っていると感じたことです。キャディが掲げる目標「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」に対して、全員が高いモチベーションを持っていると知り、飛び込んでみようと思いました。

 

同様の入社理由の方は多いんじゃないかな。キャディのメンバーは出身企業がバラエティに富んでいて、私のように製造業と無関係のところから来た人が少なくありません。彼らは製造業で改革を起こそうとしているキャディに大きな刺激を求めて、吸い寄せられるように集まったのだと思います。

サービスを売るのは、より良いモノづくり環境を作るため

―― 現在の業務内容を教えてください!

キャディの新しいSaaS『CADDi DRAWER』のセールスです。2022年6月の入社時は私含め二名だけでしたが、現在は八名体制になりました。

 

『CADDi DRAWER』は図面データ活用クラウドで、独自の画像解析アルゴリズム(特許出願中)を搭載しています。高精度の類似図面検索を活かして、作ろうとしている図面と似た図面をすぐに参照でき、また過去の発注データを見ることで発注価格のブレをなくせるのです。これにより設計・調達・生産部門のコストを削減できます。

 

創業以来、製造・調達の課題に向き合い続けたキャディだからこそ創り上げることができた機能の数々。調達業務に変革を起こす図面活用サービスは、私の知る限り『CADDi DRAWER』だけ。図面を資産化したいというニーズはを抱えている企業はたくさんいると踏んでいます。

 

『CADDi DRAWER』はこれから更に拡大していくフェーズなので、全国飛び回り多くのお客様と調達の業務改革について議論している状況です。その議論の中で得たナレッジを蓄積し、知見をため、更なる課題解決に向け社内メンバーとも議論を重ねています。

 

やることが本当に多くて正直、まだ入社して半年も経っていませんが、3年くらい経った気持ちです(笑)。

―― え、どういうことですか?

とにかく濃密な時間を過ごしています。キャディはそもそも掲げている目標が大きいし、事業のスピードが早いんですよ。グロースフェーズだから「成長しないと死ぬ」という危機感をみんなが抱いています。と言っても悲壮感があるわけではありません。

 

事業計画を見て「3ヶ月後にこの地点に到達していないとダメだよね」と各々が認識し、モチベーション高く仕事に取り組んでいるんです。そういうメンバーの中で働いているので、自然と私も目標に対する意識が高くなりました。

 

今週末にアポを取ったら「じゃああとは来週で良いか」ではなく、「明日何ができるか」を考えるのが当たり前。どんどん前倒しで業務を進めているから、気づいたら時間が経っているんですよね。

―― ベンチャーならではのスピード感かもしれません(笑)。では『CADDi DRAWER』のセールスの面白さを教えてください!

人の心に火をつけて、お客様の会社を動かすタイミングを作れることです。

 

日々、お客様と話していると、多くの方が「DX推進」「スマート工場プロジェクト」などを意識していて、経営から現場まで何かを変えなければいけないという危機感を持っているのを感じます。『CADDi DRAWER』の話をして、即決で導入を決めるお客様もいらっしゃる一方で、「良さそうだけど、導入にはもう少し時間がかかるかな」と結論を先送りにしてしまわれることもあります。

 

そうした場合、いかに熱を伝えるかが重要です。私の場合、必ず社内にいる色々な方とお会いするようにしています。直接お話すると、多くの方が「何かを変えたい」「会社に貢献したい」と強く思っているので、対面でお話しして仕事や自社への想い、会社が抱える課題を聞きつつ、その課題を解決するために一緒にやりましょう!と伝えるのです。

 

そこで社内の色々な方の意見をまとめて、改めて会社側に「ずっと変わってこなかったのだから、いまこそ変えましょう」と話します。すると「なかなか外の人がそこまで言わないよね」と笑いつつ、皆さんの心に火がつき、一気に会社が動き出すのです。

 

セールスとして『CADDi DRAWER』が売れることはもちろん嬉しいのですが、それ以上にお客様の会社のデジタル化が進み、より良いモノづくりの環境が構築されたことに胸が熱くなります。

―― ただサービスを売っているだけではない、ということですね。

そうです。キャディが『CADDi DRAWER』を開発したのは、目標である「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」ことにおいて必要だからです。そのことを理解しながらお客様と話すことが重要だと思っています。

 

ヤフーの最前線にいたときも感じていたのですが、人が動く理由って結局、人なんですよ。「これを買ってください」と言うだけではダメで、心の底から出た言葉で「買う意味がある」ことを伝え、理解してもらわないと意味がない。

 

セールスとしてノルマはありますが、それはあくまで数字の話。何のために売っているのかを決して忘れてはいけません。

大きなビジョンを遂行するために、同じ熱量で働こう

―― 最後にキャディに興味を持っている方にメッセージをお願いします!

もしいま、自分の成長や10年後20年後の社会人としての過ごし方にモヤモヤ感を抱いている方は、キャディに来てみてください。

 

人は一度きりの人生の中で、多くの時間を仕事に割きます。ならば「何のために働いていくか」を絶対に考えた方が人生が充実すると思うんです。キャディのメンバーはその部分にモヤモヤ感がないので、話してみたら何か見えてくると思いますよ。

 

また現在のキャディで働けるのは、大きなチャンスです。まだ400〜500人規模で、今から会社を作り上げていく途中のフェーズのため、誰かが作り上げたものに乗っかるのではなく、作る一員になるワクワク感を味わえます。

 

何のために働くかを明確にして、モチベーション高く仕事に熱くなりたい方は、ぜひ一緒に製造業に改革を起こしましょう!