キャディで新たな挑戦をし続ける!子育て中パパママ社員の対談

キャディは創業6年目、急成長中のスタートアップです。直近では、新しいSaaSの事業やアメリカや東南アジアへのグローバル進出など、新しいチャレンジをし続けています。

そんなキャディに集まっているメンバーのなかでも、今回は子育て中パパママ社員にインタビューを行いました。

キャディに入社を決めた理由、子育てと仕事の両立、キャディでのチャレンジを語ってもらいます!

猿田 貴之テクノロジー本部 プロダクトマネージャー

新卒でメーカーの本社R&D部門でコンピュータビジョン、機械学習エンジニア。ロボットピッキングのための部品認識アルゴリズムやカメラ向けの軽量CNNの研究開発などを経て、2018年にPreferred Networksに入社。共同開発先との自律移動ロボット開発プロジェクトのプロジェクトマネージャーやSLAMチームのエンジニアリングマネージャーを勤める。2021年10月よりキャディ入社。キャディのテクニカルプロダクトマネージャーとして、プロダクト開発からR&D業務まで幅広く開発マネジメントに従事、それと並行して組織立ち上げにも積極的に参画。

松木 綾子CADDi DRAWER事業部 活用支援部(カスタマーサクセス)マネージャー

筑波大学大学院卒、理学修士。新卒でAppleの日本法人に入社し営業を経験。 その後、トムソン・ロイターにて大学・企業の研究所向けデータベースの営業・営業企画として幅広い業務を経験したなかで「カスタマーサクセス」の概念と出会い、感銘を受ける。前職コンカーでは初のカスタマーマーケティングとして、顧客向けサイトやテックタッチの立ち上げを担当。 CADDiでは一人目のカスタマーサクセスとして、カスタマーサポートを含めたサクセス基盤の立ち上げを務める。 7歳、3歳の子育て中。最近、背が1センチ伸びました。

佐野 雅昭マニュファクチャリング事業部 ディレクター

任天堂にて5年間海外調達を担当。アジア地域をメインにゲーム機本体の量産立ち上げや、ゲーム機本体のコストダウン推進リーダーに従事する。その後、卓球スクールを運営するタクティブのMGRとしてコーポレートやFC事業どを管轄。
2021年よりCADDiにジョインし、BizDevディレクター・スクラムマスターとして組織をリード。

事業で新しい価値を生み出す、成長、産業での仕組みづくり、キャディに惹かれたそれぞれの想い

―― みなさんのキャディ入社のキッカケを教えて下さい。

猿田:私はキャディが3社目なのですが、新卒でメーカーに勤めていた頃から「事業領域に新しい価値を生み出したい」と思っていました。そして、これまで機械学習やAIなどのエンジニアをやっていたこともあり、キャディであれば自分のバックグラウンドを活かして、事業領域に新たな変革を起こせることに携われると思ったことが、入社のキッカケでした。

 

松木:私の場合は、キャディに入社した前職の同僚から「新規事業が立ち上がるから来ないか」と誘われたことがキッカケでした。当時はメンバーがビジネスサイドにひとりいるだけで、まさにこれから組織をつくっていくという状態。

そして私自身が興味あるポジションであったこと、またこれから成長していく会社に身を置くことで、自らも成長できる機会があると感じたことが、入社を決めた理由でした。

 

佐野:私は新卒で任天堂に入社して部品調達部門を担当していたこともあり、キャディがやろうとしているモノづくり産業の新たな仕組みづくりというものは非常に意義があり、とても面白そうだなと思ったことがキッカケでした。

さらに日本国内にとどまらず、グローバル企業を目指すというフェーズで携われることは楽しそうだと思い、入社を決意しました。

―― 子育てとスタートアップでの仕事の両立に不安はありませんでしたか?

猿田:もちろんスタートアップなので、ある程度のハードワークは覚悟していました。そして実際に仕事は忙しいのですが、メーカー勤務していたときよりも、子どもたちとの時間は多くつくれています

 

私自身、いつどこで仕事をするのかを管理されずに、自分のパフォーマンスが最大化できるときに仕事をして、成果を評価してほしいと思っているため、今の仕事の仕方が合っているなと感じています。

 

そして私が所属するテクノロジー本部では2週間に1回、もしくは月1の頻度で出社する以外は、各自リモートワークで働いています。

一方でメーカー勤務のときは、朝8時半から17時までは会社にいないといけず、定時になったらだいたい帰っていいという状況だったのですが、通勤時間を考えると、なかなか家にいられる時間は多くありませんでした。

 

いまはあまり通勤がないため、朝も子どもたちとの時間があり、また私のカレンダーの19時から21時までは毎日ブロックして予定を入れないようにしているため、家族と一緒に夕食の時間を過ごしたり、子どもたちをお風呂に入れたりと、家族と会話したり家事に使う時間を大切にした働き方が実現できています。

 

松木:忙しいだろうなとは思っていたのですが、「とりあえず、やってみるか」という気持ちで、実はあまり不安は感じていませんでした。

実際に入社してみても、キャディは子育て中のメンバーも多い率もため、夕方になるとみんな家事をやったりしていて、Slackが落ち着くんですよ(笑)。みんなバランスをとって仕事と育児を両立しているため、「子どもがいるから……」と肩身が狭い思いをすることもないのはキャディの良いところだなと思います。

佐野:私の仕事はお客様と相対する仕事のため、他部署と比べても両立は難しい職種ではあります。ただ、家庭を最優先すると決めていたため、家庭と仕事の両立が困難になった場合は家庭を優先するという心持ちで入社しました。そのため当然不安はありましたが、キャディは柔軟な働き方を実現できると聞いていたため、なんとかなるだろうと思っていました。

 

そう思えたのは、採用面談の際に子育てをしながらマネージャーを務める方のカレンダーを見せてもらったことが理由です。その方は保育園の送り迎えや家族との食事タイムなどをカレンダーに登録していて、しっかりと育児ブロックしていたんですね。

私も今はほどんとリモートワークで働いていて、夕方になると保育園のお迎えに行ったりしています。自分で予定の組み立てができるので、時間の融通が効く環境だと感じています。

 

パパママ社員が80人以上参加するSlackチャンネルも。正解はない、皆で相談し、助け合う文化

―― 実際に働いてみて、子育てと仕事の両立ができると感じるポイントは何かありますか?

佐野:一番は子育てに理解がある社員が集まっているということです。しかもパパ社員やママ社員以外のメンバーも子育てへの理解があり、「スタートアップでの仕事と子育ての両立は大変だから」と助け合う文化があります。

私はつい最近ふたり目の子どもが生まれまして、先日まで育児休業を取得していたのですが、早いタイミングから育児休業を取得することは決めていたため、計画的に引き継ぎを行うことができました。

 

制度として育児休業があっても、実態はなかなか取得しづらい会社もあると思います。ですが、キャディでは社員の理解があるからこそ、育児休業も普通に取得することができました。また、入社1年目未満であっても育児休業を取得できるのは嬉しいですよね。

 

猿田:キャディは子育てをしている社員も多く、育児の悩みだとか、週末どこにお出かけしたといったことを共有する80人近い参加者がいるSlackチャンネルもあるほど。そのため、子どもの用事があったときに「ちょっと用事があって……」と言い出しにくいといったことはまったくありません。

また、子ども手当やベビーシッター補助制度、看護の特別休暇などの福利厚生があるのも、良いところだなと感じています。

 

松木:あとは週末にパパママ社員で集まって、BBQをしたりといった家族ぐるみのイベントも多くあります。やはり他の子どもたちと遊ぶ時間があるというのは子どもにとっても良いですし、社員同士の仲も深められるのはとてもありがたいですよね。

 

またリモートワークが可能だからこそ、子どもが学校から帰ってきたときに親が家にいるというのは、子どもの心理状態的にも良いことだなと思います。

1日の仕事の流れ

猿田:

・起床したら家族みんなで朝食

・子どもは妻と保育園へ。その間、家事を担当

・8:30頃から仕事の準備、情報収集など

 

夕方以降

・だいたい19:00には家族みんなで夕食、子どものお風呂や寝かしつけ

・残りの仕事を終わらせたら自分時間

・いつも24:00には就寝

 

松木:

・朝は早めに起床。自分時間に使ったり、たまに仕事

・家族みんなで朝食

・07:30頃には子どもを保育園へ送る

 

夕方以降

・18:00に保育園に子どものお迎え、夕食

・20:00頃に子どもの寝かしつけ、就寝タイム

・残りの仕事や好きな読書は空いた時間で

・23時には就寝

 

佐野:

・7:00頃に起床して、家族みんなで食事

・8:00に子どもを保育園へ送る

・家に戻ったら仕事スタート

 

夕方以降

・17:00に中抜けして保育園に子どものお迎え

・子どもが帰ってきたらお風呂、家族で夕食

・タイミングみて残りの仕事を

子どもに大人が楽しく働く姿、挑戦する姿を見せたかった。いまのキャディの急成長フェーズは、いましかない

―― スタートアップでの仕事と子育ての両立について、あらためてみなさんはどのようにお考えでしょうか?

松木:キャディで働くパパママ社員たちは、仕事にも子育てにも全力で向き合う人たちばかりですし、採用で集まる方々もみな成長意欲が高い方ばかり。

先日もある採用面談では「出産を機に、自分の働き方を見直したいと思って……」と言われ、てっきりライフワークバランスに関する質問なのかと思いきや、その方はもっと働きたいとお話されていました。

 

そしてキャディは会社として成長している時期だからこそ、自分自身も成長していかないといけない環境です。だからといって子育てをおざなりにするわけでなく、仕事も子育てもすべて全力で取り組む人たちが集まっているのがキャディだなと感じています。

 

猿田:バランスのとり方は自分で見つけるしかないとは思いますが、それぞれ家庭の事情もあるでしょうから、いまのような働き方の柔軟性は会社の規模が大きくなっていっても保っていてほしいなと思います。

 

佐野:キャディは爆速で仕事が進んでいくような強烈な会社で、仕事が楽しいがゆえに、働くことについついのめり込んでしまう環境です。そのため、逆に家庭と仕事のバランスが取れないメンバーが出てきてしまいかねません。

 

一方でキャディは海外に進出していたりと成長し続ける会社ですから、1年しか働きませんという人はいなくて、みんなキャディと一緒に成長していきたいと思っている人たちばかり。

そこで、私のようにマネジメントポジションの人間が育児休業を取ることはもちろん、いま以上に長く働き続けやすい環境をつくっていけるよう、皆で考えて取り組んでいきたいと思っています。

―― 最後に、仕事と子育ての両立を求めてキャディに転職を考えている方に対して、何か伝えたいことはありますか?

松木:私はキャディに入社して本当に良かったと思っています。まだまだキャディはスタートアップですから課題が山積みで、毎月やることが変わっていったりと常に挑戦の連続。そして整っていないことだらけだからこそ、自分自身の成長に繋がっていきます。

実際、キャディに入社して読書量が30倍とかになってます(笑)。家中が本だらけなんですが、本当に毎日が充実していて楽しいです。

 

そして、私は子育てを理由に自分が我慢していると思いたくないですし、子どもに対しても楽しく働く姿を見せて、大人って楽しそうだなと思ってもらいたいんですね。

 

子どもがまだ0歳や1歳といった手がかかるときは、家事代行を頼んだりすることも手です。何を選ぶかは本人次第ですが、子育てが落ち着く3年後に……と考えていると、そのときのキャディはまた違う会社になっているんだろうなと。

急成長していくいまのキャディのフェーズは、いましかないからこそ、いまのキャディに興味がある方はぜひ挑戦してみてほしいと思います。

 

猿田:実は私が1社目のメーカーからスタートアップに転職をしたのは、子どもが生まれたことが理由でした。子どもに対して「かっこいいお父さんの背中を見せたい」という想いがあり、それであれば自分もチャレンジしないといけないなと思ったんですね。

 

そして「挑戦をしない」という選択肢は私にはなかったからこそ、より挑戦できる環境を求めて、いまキャディにいます。どんな父親、母親でありたいかということをあらためて考えることは大事だと思います。

 

佐野:仕事と子育てを両立できるのだろうかと不安になる気持ちはわかります。しかし、キャディは制度以上に「育児や家庭と仕事のバランスを大事にしよう」という空気感があります。、

そして仕事がめちゃくちゃできるのに、子育ても両立してやっている方はたくさんいて、そんな先輩パパママからいろいろと両立のためのライフハックを教えてもらえるのですが、意外と両立できちゃうなと。

 

キャディはこれからグローバルカンパニーとしてまさに成長していくフェーズ。キャディがいつしかソニーやトヨタのような誰もが知るグローバル企業になっているかもしれないなと思うと、非常にワクワクしています。

人生の中でそんなタイミングに関われる機会ってなかなかありませんから、ぜひ興味を持った方は飛び込んでみてほしいなと思います。